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鹿島 2点リードも負の連鎖断ち切れずV争い脱落 ポポヴィッチ監督「非常に悔しい試合」

スポニチアネックス / 2024年9月28日 23時42分

<湘南・鹿島>厳しい表情で引き揚げる鈴木(右から2人目)ら鹿島イレブン(撮影・西海健太郎)

 ◇明治安田J1リーグ第32節 鹿島2―3湘南(2024年9月28日 レモンS)

 鹿島は湘南に逆転負けを喫し、優勝争いから大きく脱落した。前半22分、27分にDF濃野公人が連続ゴールを決めたが、前半終了間際にカウンターから1点を返されると、試合が暗転した。

 後半は互いに決定機を迎える展開だったが、湘南の勢いにのまれて20分、22分に連続失点。その後はケガから復帰したFWチャヴリッチらを投入するも、3点目は遠かった。

 ポポヴィッチ監督は「非常に悔しい試合」と振り返り、「相手の1点目を取られた時間帯が非常に悪く、クローズしなければいけない場面で隙を見せてしまった。チームでしっかり共通理解を持たないといけなかった」と敗因を挙げた。

 敗退が決まった天皇杯神戸戦から中2日。2点リードを奪いながらも負の連鎖は断ち切れず、リーグ6戦勝ちなしとなった。順位こそ4位のままだが、首位広島の背中は勝ち点12差と大きく遠のいた。「この状況を変えていくのは自分たち次第。我々しか変えることはできない。顔を上げて次の試合に向かっていきたい」と指揮官。トンネルの出口はなかなか見えてこない。

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