神田正輝 「旅サラダ」卒業 MCを27年半「その日、その日で夢中になってきた」

最後の出演を終え、スタッフと共に局を出る神田正輝（右）（撮影・中辻　颯太）

　俳優の神田正輝（73）が28日、MCを27年半にわたって務めてきたテレビ朝日系「朝だ！生です旅サラダ」（土曜前8・00）に生出演し、番組を卒業した。

　エンディングでは花束を贈られ、松下奈緒（39）や勝俣州和（59）らとハイタッチ。「その日、その日で夢中になってきた」と振り返り、共演者に「僕の続きではなく、好きに自分たちの番組にしてください」とバトンを渡した。

　松下、勝俣と米領グアムを旅行した様子が放送され、自身の過去の秘蔵映像も公開された。グアムロケのトークで「旅サラダとは何ですか？」と聞かれると「面白かった！」と満面の笑みを見せた。

　番組関係者によると、放送終了後にスタッフから花束をもらい、やり切った表情を浮かべていたという。普段はタクシーで局を出るが、この日は勝俣やスタッフらとマイクロバスに同乗。打ち上げをしたとみられる。

　テレビ関係者は「これでレギュラー番組はなし。“事実上の引退となってしまうのか”と寂しく感じている関係者は少なくない。スキーはプロ級で趣味の多い人なので、そちらを楽しむのかもしれない」と話した。