車いすテニス・小田 会場が急きょセンターコートに変更「楽しかった」連覇に王手

＜テニス・ジャパンオープン第3日＞車いすテニス男子シングルス1回戦、ストレート勝ちの小田凱人（撮影・小海途　良幹）

　◇男子テニス　木下グループ・ジャパン・オープン第4日（2024年9月28日　東京・有明テニスの森公園）

　車いすの部準決勝で、パリ・パラリンピック覇者の小田が6―2、6―1で真田を退けて2年連続2度目の優勝に王手をかけた。

　ケガによる棄権で消滅したダブルスの試合に代わり、会場が急きょセンターコートに変更。当初予定されていたコートで試合の準備をしていた際に主催者側から打診され、即決した。

　約9000人の観衆の前で3年連続の決勝進出を決め「めちゃ楽しかった」と笑顔。決勝ではパリ・パラ銅メダルのフェルナンデス（アルゼンチン）と対戦する。