チェルシーMFパーマーが快挙!プレミア史上初の前半4得点＆クラブレコードも複数更新

＜チェルシー・ブライトン＞前半だけでハットトリックを達成し喜ぶチェルシーMFパーマー（手前）（AP）

　◇プレミアリーグ第６節　チェルシー4―2ブライトン（2024年9月28日　ロンドン）

　チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマー（22）が28日、本拠ブライトン戦で全得点を挙げ4―2の勝利に貢献。前半だけで4得点を記録したのはプレミアリーグ史上初の快挙。他にも多くの記録を残すことになった。

　パーマーは日本代表MF三笘もスタメン出場した一戦で大活躍。まずは前半21分に同点ゴールを決めると、同28分にはPKのチャンスを確実に決め2点目。同31分、今度は左足で鮮やかなFK弾を決めハットトリックを達成。さらに同41分にも左足でニアサイドをぶち抜く豪快な一撃を決め、前半だけで4得点と大暴れした。

　英BBC放送は「前半での4得点はプレミアリーグ史上初の快挙となった」と報道。さらに「（最初の得点から）9分48秒の間に3ゴールしたのはチェルシー選手として史上最速のハットトリック」「昨シーズン加入して以来、プレミアリーグでハットトリックは3回目。これはジミー・フロイド・ハッセルバインク、フランク・ランパードと並んでチェルシーでの最多記録となった」など様々な記録を残したと紹介。

　他にも「彼は前半の（最初の得点から）19分57秒の間に4ゴールすべてを決めたが、プレミアリーグで彼より4ゴール早く決めたのは、2009年にトットナム対ウィガン戦のジャーメイン・デフォーだけだった」「チェルシーでは最初の10回のPKのうち10回すべて成功。これは同クラブでの最長記録であり、チーム加入後これより連続で得点したのは（プレミアリーグでは）マンチェスター・Cでの最初の11回のうち11回を決めたヤヤ・トゥーレのみだった」と、記録ずくめの1日になったと報じた。