パドレス指揮官 大谷翔平と首位打者争うアラエスは「休養日」最終戦は「出場することを期待」

取材に応じるパドレス・シルト監督（撮影・笹田　幸嗣通信員）

　パドレスのマイク・シルト監督（56）が28日（日本時間29日）、敵地でのダイヤモンドバックス戦前に取材対応。ドジャースの大谷翔平投手（30）と首位打者を争うルイス・アラエス内野手（27）は予定通りのオフだと説明した。

　ここまで打率.314をマークし、3年連続首位打者獲得へシュアな打撃を披露しているアラエス。しかし、大谷が過去3試合で13打数9安打の大爆発で打率が.303から.309まで急上昇。残り2試合で首位打者争いから目が離せなくなってきた。

　シルト監督はこの日のダイヤモンドバックス戦の先発メンバーから外れたアラエスについて「今晩は代打で出場可能だ。休養日だが出場は可能だ」と説明した。

　首位打者獲得を確実にするために残り試合を欠場することも可能だが「明日は出場することを期待している」と29日（同30日）のシーズン最終戦は出場させる考えを示唆した。また「（首位打者獲得なら）大きな達成感になる。今日と明日はレギュラーに交互に休みを与えるつもりでいる」と話した。