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父に続きプロ入り狙う慶大・清原Jr. 日本ハム栗山CBO「凄い」「違った可能性を…」前日に初本塁打

スポニチアネックス / 2024年9月29日 12時51分

28日の明大戦9回、同点ソロを放ち、吠える慶大・清原(撮影・松永 柊斗)

 ◇東京六大学野球秋季リーグ戦第3週第2日2回戦 慶大―明大(2024年9月29日 神宮)

 西武、巨人などで活躍し、歴代5位の通算525本塁打を放った清原和博氏(57)の長男である慶大・清原正吾内野手(4年)は28日の明大戦で9回2死から中越えにリーグ戦初本塁打となる同点ソロを放ち、引き分けに持ち込んだ。

 慶応中ではバレーボール部、慶応高ではアメリカンフットボール部に所属し、6年ぶりに慶大で野球を再開した。「僕が野球を始めた目標の一つとして、ホームランボールを両親にプレゼントすることを掲げてきた」と家族にささげる一発だった。秋季リーグ戦前の12日にプロ志望届を提出したことで重圧もあったが、豪快な一振りでパワーヒッターとしての可能性を証明した。

 この日の明大との2戦目は、今秋ドラフトの目玉と称される明大・宗山塁内野手(4年)が出場することもあり、日本ハム・栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーが視察した。6年のブランクがありながら慶大の4番を担う清原については「それはすごいよね。だからまた違った可能性を彼が野球界に示してくれるのかなと感じる。なかなか簡単なことではないので、それはほんと凄いなと思いました」とコメントした。

 ◇清原 正吾(きよはら・しょうご)2002年(平14)8月23日生まれ、東京都出身の22歳。小3から「オール麻布」で野球を始め、中学はバレーボール部、慶応高ではアメリカンフットボール部でタイトエンドとして活躍、提供写真。弟の勝児は慶応(神奈川)で昨夏の日本一に輝くなど2度の甲子園出場。1メートル86、90キロ。右投げ右打ち。

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