翠星チークダンス「ytv漫才新人賞」ROUND1トップ通過「こんなネタ見たことない」審査員絶賛

翠星チークダンス

　「ytv漫才新人賞」のROUND1が29日、読売テレビで放送になり、芸歴10年目の男女コンビ「翠星チークダンス」が天才ピアニスト、ぐろうなどの実力派コンビを押さえ、1位通過で優勝を決める決定戦進出をはたした。

　同大会は10年目までの若手にエントリー資格がある大会で、翠星チークダンスはラストイヤー。ちろる（28）がサバサバしたキャラで木佐凌一朗（27）が女々しいキャラというジェンダーイメージのギャップをついた渾身の痴話ゲンカネタで審査員をうならせた。パンクブーブーの佐藤哲夫が「こんなネタは見たことがない」と手放しで評価すると、木佐は漫才のキャラのまま「好き」と小声でつぶやき、佐藤に「ネタは好きだけど友達にはなれない」と突き放されていた。

　主戦場の大阪でも知名度は決して高くはないが、先輩コンビ「さや香」も絶賛する実力。新山は「どんどん進化しているのがわかるんです。優勝する可能性が高い」とまで言い切り、石井も「爆発するんじゃないですか？」と予言し、ROUND1ではその通りの結果となった。

　２位には芸歴4年目の「マーティー」が入り、こちらも決定戦進出が決まった。大会はROUND3まであり、各ラウンドで勝ち上がった２組、合計６組が決定戦で漫才新人賞を争う。