タイガース・前田健太 今季最終戦で久々の先発も5回途中5失点で降板 防御率は6・09に

今季最終戦で久々に先発したタイガース・前田健太

　◇ア・リーグ　タイガース― ホワイトソックス（2024年9月29日　デトロイト）

　タイガースの前田健太投手（36）が29日（日本時間30日）、本拠でのホワイトソックス戦で久々の先発登板。4回2/3を5安打5失点で降板となった。

　前田が先発するのは7月9日のガーディアンズ戦で3回途中6失点降板して以来。12試合の中継ぎ登板を挟んで今季最終戦で立った久々の先発マウンドだったが、不本意な結果となった。

　初回こそ三者凡退で上々の立ち上がりかと思われた。だが2回、1死から3連打で先制されると、さらに一、三塁から犠牲フライで1点の追加を許した。3回には四球と安打で背負った2死一、二塁のピンチから5番・ソーサに左越え3ランを喫した。結局、4回2/3を投げ1本塁打を含む5安打で5失点。5三振、2四死球という内容だった。

　ツインズからFAで加入した今季、当初は先発ローテーションの一角を任されたが、結果を残せず7月中旬にリリーフへ配置転換。今季レギュラーシーズンの成績は29試合に登板し、防御率6・09に終わった。

　チームはワイルドカードで10年ぶりにプレーオフ進出を決めた。ドジャース、ツインズ時代から通算7度目となるプレーオフで、ベテランの経験を生かした投球を見せる。