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大谷翔平 3戦連続盗塁で「54―59」重盗から決勝点演出 逆転首位打者絶望的も足で見せ場

スポニチアネックス / 2024年9月30日 6時23分

<ロッキーズ・ドジャース>8回、ドジャース・大谷は二盗を決める(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ ドジャース2-1ロッキーズ(2024年9月29日 デンバー)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が29日(日本時間30日)、シーズン最終戦となる敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数1安打1盗塁でチームの勝利に貢献。ドジャースは両リーグ最多98勝64敗でレギュラーシーズンを締めくくった。大谷は打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁。首位打者こそならなかったが、日本選手初のトリプルスリーに加えて本塁打と打点の2冠をほぼ確実にしてドジャース1年目のレギュラーシーズンを終え、初のポストシーズンへ弾みをつけた。

 第4打席は1―1の8回1死一塁の場面。3番手右腕ボドニクの99.3マイル(約159.8キロ)速球を完璧に捉えると、打球速度110.8マイル(約178.3キロ)の痛烈な打球が右前で弾んだ。一、二塁から二塁走者バーンズと重盗を決めて59盗塁とした。二、三塁となってから4番手右腕ハルバーセンのボークで勝ち越し点を奪った。

 大谷は28日のロッキーズ戦で5打数2安打1盗塁をマークした。4試合連続マルチ安打で打率.3101とし、7月30日以来60日ぶりに3割1分台に復帰。欠場した首位打者のパドレス・アラエス(.3138)にまた一歩近づいた。本塁打、打点はともにリーグトップ。大リーグ全体では2012年ミゲル・カブレラ(タイガース)以来、ナ・リーグでは1937年のジョー・メドウィック(カージナルス)以来87年ぶりの3冠王獲得の可能性を残した。

 大谷はここまでナ・リーグ本塁打トップをキープし、40盗塁以上をマーク。この条件を達成したのは1900年以降では1903年ジミー・シェッカード(スーパーバス=9本塁打本、67盗塁)、1909年タイ・カッブ(タイガース=9本塁打、78盗塁)、1909年レッド・マレー(ジャイアンツ=7本塁打、48盗塁)、1912年トリス・スピーカー(レッドソックス=10本塁打、52盗塁)に次いで112年ぶり5人目となる。過去4人はいずれもボールをボロボロになるまで使い続けた“デッド(飛ばない)ボール”時代の選手で、現代野球では驚異の記録。大谷が比類なきパワーとスピードで大リーグに新風を吹き込んだ。

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