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「自分の決断」大谷翔平と重盗決めたバーンズは“指示”否定「足が速くないので相手に警戒されてなかった」

スポニチアネックス / 2024年9月30日 8時5分

試合を締めたエンリケス(右)と握手するドジャース・バーンズ(AP)

 ◇ナ・リーグ ドジャース2-1ロッキーズ(2024年9月29日 デンバー)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が29日(日本時間30日)、シーズン最終戦となる敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数1安打1盗塁でチームの勝利に貢献。打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁で首位打者こそ逃したが、日本選手初のトリプルスリーに加えて本塁打と打点の2冠をほぼ確実にしてドジャース1年目のレギュラーシーズンを終え、初のポストシーズンへ弾みをつけた。

 8回に大谷とともに重盗を決めたオースティン・バーンズ捕手(34)が試合後、盗塁について振り返った。

 8回は1死からバーンズが中前打で出塁。次打者・大谷も右前打で続き一、二塁とした。バーンズと大谷は重盗を決めて、大谷が今季59盗塁目をマークした。

 MLBの公式X(旧ツイッター)はこの重盗について、大谷が仕掛ける直前にバーンズに対し、ジェスチャーで腕を振って走るように指示しているように見える動画を投稿。「バレバレ」「最も明白な盗塁のサイン」などとSNS上で盛り上がりを見せた。

 ただ、バーンズは「犠飛で得点が入る状況をつくりたかった。私は足の速い選手ではないから、相手に警戒されていなかった。本当に見てもこなかったので、三塁を陥れることができた。自分の決断だった」と大谷から“指示”を受けて走ったのではなく自分の判断と冷静に振り返った。

 また、地区シリーズ2戦目の先発が決まった山本由伸とは今季バッテリーを組む試合も多かったバーンズ。右腕について「私は由伸が大好き。彼は準備していると思う。彼は地球上で最高の投手の1人。彼が大きな舞台で何をするか、見るのを楽しみにしている。彼はWBCなど大きな舞台で投げた経験がある。彼は素晴らしい」と短期決戦でも十分力を発揮るすると語った。

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