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田崎史郎氏 石破新政権は「高市さんを幹事長にしなかったことによって、ちょっと問題が起きてきている」

スポニチアネックス / 2024年9月30日 14時13分

東京・六本木のテレビ朝日社屋

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が30日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。石破新政権の顔ぶれについて言及した。

 自民党の石破茂総裁は、党の幹事長に森山裕総務会長(79)を充てるなど党四役人事を正式決定。10月9日に衆院を解散する意向を固めており、衆院選に向けた布陣となる。政調会長に起用される小野寺五典元防衛相(64)は総務会後に公約づくりに着手するなど「10月15日公示、27日投開票」を見据えた準備を加速させる。

 幹事長、政調会長以外の党四役人事では総務会長に鈴木俊一財務相(71)、選対委員長に小泉進次郎元環境相(43)を起用する。党内基盤の弱い石破氏は党運営を安定させるため、菅義偉前首相(75)を副総裁、麻生太郎副総裁(84)を最高顧問に充てる。このほか、党役員では国対委員長に坂本哲志農相(73)、幹事長代行に福田達夫元総務会長(57)を据え、組織運動本部長には小渕優子選対委員長(50)が再登板する。

 田崎氏は、石破新総裁の人事について「高市さんを幹事長にしなかったことによって、ちょっと問題が起きてきているのは、自民党員の中で党員を辞めると言い始めている人がいるんですね。だから、やっぱり強行保守の考え方の人は、この結果に不満なんですよ。でも選挙で勝つためには、強行保守の人たちも一生懸命にやってもらわないといけないわけですね。それが石破さんがいよいよ解散総選挙を打った時に選挙結果としてどうなるかってことなんです」と解説した。

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