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玉川徹氏 自民党総裁選の結果を分析「現職の総理大臣が靖国に参拝したら何が起きるのかっていうのは…」

スポニチアネックス / 2024年9月30日 15時21分

東京・六本木のテレビ朝日社屋

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が30日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。27日投開票の自民党総裁選の結果について言及した。

 過去最多9人が立候補する混戦で、1回目投票で過半数獲得の候補者が出ず、高市早苗経済安全保障担当相が1位、石破茂元幹事長が2位。両氏による決選投票で石破氏が勝利した。

 玉川氏は、この結果に「結局、自民党が政権政党、国民政党としてのリアリズムがあったんだなと。田崎(史郎)さんがおっしゃったように、1つは外交の問題ですよね。日米関係すらおかしくなってしまう可能性がある。本当に現職の総理大臣が靖国に参拝したら何が起きるのかっていうのは火を見るより明らかなことだから、そこの部分もリアリズムだった」と指摘。

 そして、「それから選挙が近いわけですよ。選挙ってなった時に、高市総理と石破総理でどっちの方が、今回は負けが少なくなるっていう話ですよね」と言い、「立憲民主の人も高市さんの方が戦いやすかったと言っている。1番戦いにくい人が総理大臣になるということなので、その2つのリアリズムがこういう結果を招いた」と分析した。そのうえで「しかし、とはいえギリギリなんですよ。逆に言うと、自民党としてのリアリズムはギリギリなんです。こういう状態がこれからどうなっていくんだろうなと僕は思いました」と自身の受け止めを話した。

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