防御率のタイトル争うソフトバンク・モイネロ 5回無失点、防御率1.88まで伸ばして降板

＜ソ・オ＞ソフトバンク先発・モイネロ（撮影・岡田　丈靖）

　◇パ・リーグ　ソフトバンクーオリックス（2024年9月30日　みずほペイペイ）

　ソフトバンクのリバン・モイネロ投手（28）が30日、オリックス戦（みずほペイペイ）に先発。5回無失点、防御率を1.88まで伸ばし、マウンドを降りた。

　試合開始前の防御率は1.94。今季先発に転向した左腕は、5回まで二塁を踏ませない圧巻の投球を披露した。守備陣も2回に二併殺打、4回にも一直から、飛び出していた一塁走者をタッチアウトに仕留めるダブルプレーでお膳立て。5回を投げて63球。3安打無失点で防御率を1.88まで伸ばした。

　防御率のタイトルを争うオリックス・宮城は29日の楽天戦（楽天モバイル）で7回無失点と好投し、防御率1.92の“隠れ1位”に浮上。チーム最終戦の10月6日に登板予定で、残り7回1/3で規定投球回数到達を目指す。

　モイネロの防御率1.88を受け、宮城は7回1/3を投げ切り規定投球回数に到達しても自責点1なら防御率1.89となるため、モイネロが最優秀防御率のタイトルを手にすることになる。