西武・渡辺久信監督代行 新人10勝の武内は「満点」 2桁達成できたワケ指摘「ちゃんとできてて」

＜西・日24＞試合後、渡辺監督代行とハイタッチする武内　（撮影・白鳥　佳樹）

　◇パ・リーグ　西武8ー0日本ハム（2024年9月30日　ベルーナＤ）

　西武の武内夏暉投手（23）は30日の本拠地日本ハム戦で8回無失点の快投。チームでは07年の岸孝之投手（現・楽天）以来となる新人10勝目をマークした。打線も8得点と援護して快勝した。

　試合後に渡辺久信監督代行（59）は「昨日とは違って、すごくいいゲームでした」と開口一番。

　17年ぶりの新人投手10勝となった挙げた武内について「序盤から安定してて、やっぱりしっかり先頭打者を打ち取って、自分のペースでそのイニングを試合できてたんじゃないかなっていうところで、味方も本当いい形で点を取ってくれたんで個人的にもすごく余裕持って今日は投げれたと思います」と振り返った。

　期待された左腕ドラ1ルーキーの2桁勝利には「満点」と評価。「やっぱり1年間、ずっとローテをしっかり守るってことは、なかなかアマチュアから来てすぐには難しいとこなんですけど、しっかり自己管理とかすごい体のケアとかそこら辺もしっかり1年目にしては、ちゃんとできててシーズンをしっかり全うしてくれた。2桁勝てて本当良かったなと思います」と安どの表情を見せた。

　8得点を挙げた打線についても「非常にいいタイミングで点が入って、効率よくね、点を取ってくれたんでピッチャーにしてもね、すごく良かったと思う。昨日みたいなやっぱりミスが多い試合の後だったんで、今日はどうかなと思ったんですけど、今日はもうしっかりみんなやってくれたと思います」と称えた。

　明日10月1日が今季本拠地最終戦。「明日も2桁勝っている投手が投げるので、今日みたいな試合ができれば一番いい。そういう試合ができればファンも喜んで貰えると思うので、頑張ります」と意気込んで、コメントを締めた。