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阪神 あわや83年ぶりの屈辱…「個人と継投両方で年間2度以上のノーノー負け」回避 近本が救った

スポニチアネックス / 2024年9月30日 21時48分

<神・D>9回、左前打を放った近本(撮影・岸 良祐) 

 ◇セ・リーグ 阪神0ー2DeNA(2024年9月30日 甲子園)

 阪神がレギュラーシーズン最後の本拠地戦でDeNAの4投手による零封負けを喫した。

 プロ2年目の相手先発投手・吉野に序盤から大苦戦。初回を3者凡退でスタートすると0―0の3回は3番・森下が死球で出塁。続く大山の三ゴロが失策を誘って一、三塁をつくったが5番・佐藤輝が空振り三振、前川が左飛に倒れた。以降も凡打の山を築き無安打。9回に先頭の近本が初安打となる左前打を放ち「継投ノーノー」の屈辱を免れた。

 阪神は5月24日の甲子園で、巨人・戸郷に無安打無得点試合を献上している。もし年間2度以上のノーヒットノーラン負けとなっていれば、2022年の西武が、

  月日    相手     投手

 5月11日  ソフトバンク  東浜

 6月18日  オリックス   山本

の2度記録したとき以来。

 また、個人と継投の両方で年間2度以上のノーヒットノーラン負けとなれば、1941年の名古屋が、

  月日    相手  投手

 6月22日   黒鷲  継投

 7月16日   巨人  中尾

 8月2日   阪急  継投

 10月27日  阪急  森

の4度記録したとき以来、83年ぶりの屈辱となるところだった。

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