1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

広澤克実氏 クリーンアップが機能すれば阪神は日本一連覇できる 大山、佐藤輝がどう状態をあげるかがカギ

スポニチアネックス / 2024年10月1日 5時17分

広澤克実氏

 ◇セ・リーグ 阪神0ー2DeNA(2024年9月30日 甲子園)

 【広澤克実 視点】打線の状態にはどうしても波がある。現状の阪神は少し落ち気味なのは否定できない。過酷な優勝争いの中で、しっかりと打ってきた反動も出ている。だが、CS開幕まで時間はある。ここからどう上げていくかがCS突破のポイントになる。

 打撃の状態としては森下が最もいい。ボールの見極めもできているし、左肩甲骨に死球を受けた後も、内角を恐れずに、踏み込めている。調子の良さを感じさせる打席だった。

 クリーンアップが機能すれば、阪神は強い。それは誰が見ても明らかだ。森下がいいだけに、大山、佐藤輝がどんな形でCSに入るかがカギになる。大山は9回1死一、二塁の打席で徹底的に右方向を狙っていた。状況に応じた打撃をしようという姿勢は見える。一方の佐藤輝は3三振。やはり波はある。

 状態が思うように上がらない場合は、細かく狙い球を絞ることが効果的だ。相手の1年間のデータはそろっている。CSだからと言って変わることは考えにくい。正しい分析をした上で、外角スライダーとか、内角直球とかピンポイントで狙いをつけて臨み、ひと振りで仕留められるように、取り組んでほしい。ファイナルで巨人に勝つためにも、12日からのCSファーストSを2連勝でクリアしたい。3人が自信を持って短期決戦に乗り込めば、日本一連覇の可能性は十分にある。 (スポニチ本紙評論家)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください