メッツ 執念の逆転で2年ぶりPS進出!ブレーブスはWヘッダー第2試合に勝てば進出 負ければDバックス

ポストシーズン進出を決め、歓喜のメッツナイン(ロイター)

　◇ナ・リーグ　メッツ8―7ブレーブス（2024年9月30日　アトランタ）

　最終盤までもつれることとなったナ・リーグのワイルドカード争いは30日（日本時間10月1日）、アトランタでブレーブスとメッツのダブルヘッダーが行われ、第1試合は終盤に打撃戦となり、8―7でメッツが勝利を挙げ、2年ぶりのポストシーズン(PS)進出を決めた。

　7回終了時点でブレーブスが3―0とリードしていたが、8回にメッツは5連打と犠飛で4点を奪い逆転、さらに4番ニモの右越え本塁打でリードを3点に広げた。

　その裏ブレーブスは3本の安打を集めて2点差に詰め寄ると、さらに2死満塁の好機で1番アルビーズが左翼フェンス直撃、走者一掃の二塁打を放ち、7―6で再度リードを奪った。

　しかし、メッツは9回に1死一塁で1番リンドアが右中間に2点本塁打を放ち再逆転。試合を決めた。

　試合前の勝敗は両チームともに88勝72敗。いずれもワイルドカード進出へのマジックナンバー「1」で、双方とも1勝すれば進出が決定する状態のため、ブレーブスが第2試合に勝てばこちらもWCSに進める。。

　ブレーブスが連敗した場合は、89勝73敗でシーズンを終えているダイヤモンドバックスが最後の切符を手にする。

　ワイルドカードでパドレスと対戦するのは、メッツが連勝すればメッツ、ブレーブスが勝てば、レギュラーシーズンでメッツとの直接対決に勝ち越しているブレーブスがパドレスの相手となり、メッツはブルワーズと対戦する。

　パドレスと対戦するチームの勝者が地区シリーズで大谷翔平投手(30)が所属するドジャースとぶつかる。