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崖っ縁でPO進出決めたブレーブス壮絶舞台裏 第2戦先発の新人右腕は30分前通達 ヒメネスも“再登板”

スポニチアネックス / 2024年10月1日 11時12分

メッツとのダブルヘッダー第2試合に先発したブレーブス・ホームズ(中央)はマスコットのブルーパーらとシャンパンファイトで祝福(AP)

 ◇ナ・リーグ ブレーブス3-0メッツ(2024年9月30日 アトランタ)

 最終盤までもつれることとなったナ・リーグのワイルドカード争いは30日(日本時間10月1日)、アトランタでブレーブスとメッツのダブルヘッダーが行われ、第2試合はブレーブスが勝利。最後の試合で7年連続ポストシーズン(PS)進出を決めた。

 第1試合を終盤の乱打戦で7-8で落としたブレーブス。第2試合に負ければPS進出を逃す崖っ縁に立たされていた。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、第2試合で先発した28歳の新人右腕ホームズは、試合開始30分前に登板を伝えられたという。というのも今季チーム最多18勝を挙げ、サイ・ヤング賞最有力候補のセールが背中の故障により、第2戦の登板を回避。前日9月29日(同30日)のロイヤルズ戦で2番手で1回2/3、21球を投げていたホームズが急きょ、先発マウンドに抜擢された。

 勝つか負けるかでチームの命運が決まる大一番を託された右腕は「座ってトイレに行き、それから戻って投げる準備をするのに十分な時間があった」と動揺することなく、4回1安打無失点と役割を果たした。

 また、8回には第1試合で8回途中から登板し、1アウトも奪えず3安打3失点だったヒメネスを再び投入。第2試合は3点リードの8回を3者凡退と完璧救援。リベンジを果たした。

 9回は守護神・イグレシアスが試合を締め、3-0でゲームセット。PO最後の1枠に滑り込んだ。

 試合後、スニッカー監督はヒメネスの“再登板”について「賭けるなら、彼は今度こそ本当にいい成績を残す」とクラニッツ投手コーチに伝えたと明かし、力投したホームズも含め「彼ら全員を誇りに思うし、スタッフを誇りに思う」と称えた。

 ブレーブスは今季、開幕投手を務めたストライダーがトミー・ジョン手術で離脱。昨季MVPのアクーニャも5月に左膝前十字じん帯断裂で手術し、今季絶望となるなど、ケガ人が相次いだ。それでもオズナやオルソンら主力打者がカバーし、35歳のセールも大活躍。全員の力で7年連続POを決めた。

 ブレーブスは1日(同2日)からパドレスの本拠ペトコパークに移動し、ワイルドカードシリーズ(3試合制)を戦う。

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