「ヒューマンエラー放置した。全て私の責任」村井会長 エントリーミス相次ぐバド協会が再発防止策発表
スポニチアネックス / 2024年10月1日 13時8分
日本バドミントン協会は1日、都内で会見を開き、頻発している国際大会へのエントリーミスに対する再発防止策などを発表した。
同協会では9月24日に、過去1年間に国際大会へのエントリー実績のあるチーム責任者と対策会議を行い再発防止策を決めた。
エントリーに関する業務を担当する代表総務チームはこれまで強化本部の中にあったが、組織を変更し、村井満会長、朝倉康善副会長が直轄する形にする。またエントリー業務は手作業が多いにもかかわらず、ほぼ1人(実質1・4人)が担っており、それがミスの温床になっていた。今後は3~4人で作業にあたる方針だ。
村井会長は「ヒューマンエラーが放置されている状態を認識しながら強化本部にゆだねていた。全て私の責任だ。(代表総務チームを)直下に置き強化以外の人もかかわる態勢にした。私自身が関与する。不退転の決意で臨みたい」と再発防止への決意を示した。
同協会では9月に女子ダブルスの五十嵐有紗(BIPROGY)桜本絢子(ヨネックス)組のデンマーク・オープンへのエントリー漏れ、男子シングルスの斎藤駿、同ダブルスの目崎駿太郎、藤沢佳史組(以上トナミ運輸)のベンディゴ国際(オーストラリア)へのエントリーミスが発覚。
また昨年のカナダ・オープンでは女子シングルスの大堀彩(トナミ運輸)、一昨年のジャパン・オープンでは混合ダブルスの斎藤夏(ACT SAIKYO)が手続きのミスで出場できなかった。
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