神戸・吉田監督「現状のベストメンバーで臨む」2日・ACLE山東戦

ACLE山東戦へ向けた前日会見に臨む神戸・吉田孝行監督（左）とGK前川黛也

　神戸は2日、ACLE第2節・山東（中国）とホームで対戦する。

　J1では首位・広島と勝ち点1差の2位で、6日には好調・京都との関西対決。リーグ連覇へ向けて重要な一戦が控えるが、吉田孝行監督は「ACLEは早く勝ち点を重ねた方が早く（1次リーグを）突破できる。現状のベストメンバーで臨みたいと思っている」と意気込んだ。

　前回大会ベスト8の山東は、初戦セントラルコースト（オーストラリア）に3―1で勝利。GK前川黛也は「決定機を作れる選手と、しっかり決めきれる選手がいて、攻撃で凄く脅威があるチーム。そこは気を付けて臨みたい」と警戒心を口にした。指揮官は前回大会で対戦した川崎F戦や横浜戦を含めて山東の分析を進めたと明かし、相手の得意とするカウンター対策も入念にこなした模様だ。

　3度目の出場となる神戸にとってアジア制覇は悲願。初戦ブリーラム戦（タイ）はスコアレスドローに終わったが、ホームの利を生かして今大会初勝利をつかみ取る。