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阪神・森下 昨年大活躍のポストシーズンへ「普段通りやる」日本シリーズでは新人最多7打点

スポニチアネックス / 2024年10月2日 5時17分

23年CSファイナルS第1戦で豪快な本塁打を放った森下

 レギュラーシーズン中では最後のオフとなった1日午後、阪神・森下が選手寮の「虎風荘」から姿を現した。終始、リラックスした表情で言葉を紡いだ。

 「(CSファーストSに向けて)普段通りやるという感じです」

 その「普段通り」がポストシーズンでの強力な武器となる。1年目の昨季は、CSファイナルSから発進。プロの世界で初めて経験する短期決戦とあってエンジンがかかりきらず3試合で打率・200(10打数2安打)、1本塁打、2打点にとどまった。だが続く日本シリーズで並外れた勝負強さを発揮した。

 オリックスとの7試合は打率・267(30打数8安打)。打率自体は平凡ながら、特筆すべきは打点数だ。同シリーズ新人最多記録を更新する7打点。実に得点圏打率・500(12打数6安打)という圧巻の数字で、チーム38年ぶりの日本一に大きく貢献した。

 2年目の今季も、長所をいかんなく発揮。打撃主要3部門では昨季の成績をすべて上回り、目下チームトップタイ16本塁打、同トップ73打点とスタメンどころか中軸に欠かせない存在感を示す。特に打点は、球団初の同一シーズン2度の8試合以上連続打点をマークし、一時は打点王争いも繰り広げた。目下の得点圏打率・354(130打数46安打)。昨季(・250)以上に磨きがかかった。

 「(ファーストS出場は)初めてなので、よく分かっていないですけど。(シーズンが終わって)期間が空こうが空くまいが、どうでもいい」

 すでにチームは今シーズンの2位が確定。あす3日のDeNA戦(横浜)でシーズン143試合を戦い終え、CSファーストSへ向けた8日間の準備期間に入る。「ケガなく、体調も万全でいければ問題ない」。短期決戦でより一層の存在感を示し、輝きを放つポストシーズン男。「普段通り」相手投手陣に牙をむく。 (石崎 祥平)

 

 ▽阪神・森下の23年ポストシーズン CSファイナルSの初戦で4回に同点ソロ。新人のCSデビュー戦での一発はセで初だった。シリーズ第3戦では球団新人として85年嶋田宗彦以来となる打点を記録。第5戦では逆転の2点三塁打で勝利打点をマークした。第7戦では2本の適時打を放ちシリーズ7打点。新人では81年原辰徳(巨人)らの6打点を抜くシリーズ新記録を樹立し、38年ぶりの日本一に貢献した。

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