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新潟・宮本 連敗止める 前節出場停止もチームの窮地で進化誓う 5日鹿島戦

スポニチアネックス / 2024年10月2日 4時37分

鹿島戦に向けて練習する宮本

 J1新潟は2日間のオフが明けた1日、聖籠町のアルビレッジで5日のホーム鹿島戦に向けて練習を再開した。今季初の3連敗を喫したチームを救おうと、MF宮本英治(26)が攻守で奮闘を誓っている。逆境の中でチームを勝たせる存在になり、今季初挑戦のJ1でより進化を遂げる。

 合計11失点を喫しての3連敗。前線からのプレスを強め、中盤の中央でボールを奪いにくる相手の対策にチームは苦しんでいる。ただ、宮本はこの壁を乗り越えた先を見つめている。

 「うまくいかない時期は自分たちが進化する時間。今は苦しい時期だけれど下を向いている選手はいないし、進化できるようにしたい」

 出場停止だった川崎F戦は「相手のプレッシャーに対してうまく真ん中を経由して打開できなかった」と分析。バックパスが多くなった結果、押し込まれる場面が増えた。0―3で完敗した9月の名古屋戦もボランチの2人が狙われてリズムが出なかった。

 相手のあからさまな対策に対し、サイドに散らして圧力を分散させるのも一つの手だ。しかし「中を見せての外なので。第1優先としては中がある」ときっぱり。中央から相手守備を崩せれば大きなチャンスとなるだけにこだわりは捨てず、臨機応変さは持ちながらも質の高い技術と判断で勝負する。

 今季J1に初挑戦し、上位と残留争いをするチームに差を感じた。それは選手のタレント力。「その選手がいるだけで点が取れてしまう」と9月に対戦した神戸のFW大迫、FW武藤がいい例だ。新潟にも「化けつつある」と言うFW長倉やMF秋山ら期待の中堅、若手が多く「お手本となるベテランはたくさんいる。若い選手が進化していけばいい」と前を見据える。

 自分もその一人という自覚も十分。チームの窮地を救うべく、目に見える結果にもこだわる。「自分が勝たせられる存在になれば、大迫選手や武藤選手に近しい存在になれる」。鹿島戦で持ち前のボール奪取力、シュートセンスを発揮し、存在価値を上げる。

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