谷口キヨコ 予防しながら生活することの大切さを痛感する今日この頃…漢方を勉強します！

イベントの模様。漢方について勉強して、釜山に行きたいな～

　【谷口キヨコのごきげん！？SOLOライフ】先日、韓国の漢医院（漢方を用いて治療するところ）を紹介するイベントの司会をしました。実は『漢方』のこと、前々から気になっていたんですよね。なので実は「キター（゜∀゜）」と思ってました。

　うちの母は若い頃から体が弱くて、私が小さい頃は母に連れられて兵庫・尼崎にある漢方薬局に3カ月に一度の割合で通っていました。そこの先生は丸坊主のおじいさんで、その薬局は子供心になんかこう「妖しい」雰囲気があって…。中のにおいが独特で、出してくれるお茶はどくだみかなんかの薬草茶なので子供の私には全くおいしくなかったです。でも母がありがたそうに飲むので、私も仕方なく飲んでました。

　今思えば、鹿の角とか、亀の甲羅とか、枯れ木にしか見えないものとかが平気でたっくさんショーウインドーに置いてあるから、そりゃ不思議空間ですよね。

　その先生と母はたくさんおしゃべりしてました。子供だったので内容は分からないけど、母にとってはそういう意味でもストレス解消の場だったと思います。帰るころには明らかに機嫌良くなってましたから。

　母はその先生が処方する漢方薬をずっと飲んでいて、正直いろいろ病気もしたけど、80代後半で今でも頑張ってくれてます。

　で、今回は韓国の漢方のイベントです。漢方の起源や由来は詳しく知りませんが、中国で生まれた伝統医学で生薬を使って治療する漢方が中国→韓国→日本に伝わりながら、それぞれの国で独自の発展をしていった、ということではないか、と。

　で、何度も言いますが今回は日本ではなく韓国の漢方です。先生方のお話を聞いていると、人間の体にとって大切なことは『流れ』だと。そういえば体の中でいつもはスムーズに流れるものが滞ってしまうと不都合が起きる…これは合点がいきます。めぐりがスムーズであることが健やかであること。ふむふむ、そうよね…この道理は私の感覚に合っているということかもしれません。

　もう一つ。痛くなったり、悪くなったりしてからする対処はとても大切だし、それがなければ助からないことがあると思います。でもその前に、日々の生活で悪くなることを漢方で予防する、ということ。そのための漢方というのが一番気になりました。

　若いときには毎日がエネルギーにあふれていて、体に不都合があっても小さな対処でリカバリーできました。でも、そうではない世代になり、加齢とともに体に不都合が出たり調子が悪くなったり、にどんどん向かっています。もちろん誰でもそこに向かってはいるのですが、若いときにはそれが現実的ではありません。ただ、それが自分にとってリアルになってきて、調子が悪くなってからでは遅い、予防しながら生活することの大切さを感じてきたんです。迫り来るダメージを少しでも遅らせ、減らし、楽に生きるために、私にとって必要なことなんやないかなぁ、と感じました。

　なので…私、漢方について勉強しようと思ってまーす！←はい、即行動です（笑い）