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【大相撲相模原巡業】獅司が琴桜の胸を借りたぶつかり稽古で砂まみれ「大関に出してもらってうれしい」

スポニチアネックス / 2024年10月2日 16時56分

ぶつかり稽古で琴桜に腰高を矯正される獅司

 大相撲秋巡業は2日、神奈川県相模原市で行われ、九州場所(11月10日、福岡国際センター)で新入幕の可能性がある十両・獅司(27=雷部屋)がぶつかり稽古で大関・琴桜の胸を借りた。今年初の巡業参加。「幕内の力士と稽古ができるのも楽しみ」と巡業初日の足立区に次いで、この日も精力的に申し合いを行った。

 仕上げのぶつかりでは琴桜に胸を借りるが、重い大関をなかなか押せず、徐々に高くなった腰の位置を注意された。押せずに転がされ、砂まみれ。さらには腰高も矯正され苦悶(くもん)の表情を浮かべると、場内からは激励の拍手が飛んだ。最後の力を振り絞って押し切ると、また拍手。時間にして4分半。「疲れました」と支度部屋ではヘトヘトになっていたウクライナ期待の星は「大関に出してもらってうれしかった。もっと稽古して来場所頑張ります」と真摯(しんし)な姿勢を示した。

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