阪神・桐敷 初タイトル最優秀中継ぎ投手へ意欲「獲れたら獲りたい気持ちはある」

佐藤蓮（左）らと談笑する阪神・桐敷（撮影・北條　貴史）

　初タイトルが懸かる阪神・桐敷が、自然体でDeNAとの最終戦に向かう。ここまで積み上げたホールドポイントは43で、2位の中日・松山は残り3試合で42。岡田監督が「ここまで来たら獲らせたい」という最優秀中継ぎ投手のタイトル争いも大詰めを迎えた。

　「あと1試合なので、終わってみてのお楽しみだと思う。獲れたら獲りたい気持ちはあるけど、あと1試合、しっかりやり遂げることが目標。次のCSに向けても大事な試合だし、ちゃんと調整したい」とタイトルよりもCS突破が大事だと強調した。

　どんな結果になってもリーグ最多の70試合登板の価値は色あせない。「真っすぐの球威とか勢いが落ちなかったのが一番の要因」と先の戦いをにらんだ。