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日本ハム・新庄監督がビビッときた!CSキーマンに山本拓実を指名 “勝ち運”持つリリーバー

スポニチアネックス / 2024年10月3日 6時3分

日本ハムの山本拓

 日本ハム・新庄剛志監督が、クライマックスシリーズ(CS)を勝ち抜けるためのキーマンとして、山本拓実投手を挙げた。中継ぎとしてブルペンを支え、今季はチーム4位タイの6勝をマークし、中日から移籍2年目の右腕は「逆転を呼ぶ投手」として定着した。短期決戦では、ラッキーボーイの出現が待たれるだけに、その勝ち運にもあやかりたい。

 短期決戦を制する条件の一つに「ラッキボーイ」の出現が挙げられる。6年ぶりのCSへ、日本ハムのブルペンに“勝ち運”を持つ右腕がいる。中日から移籍2年目の山本拓だ。抜群の勘ピューターを誇る新庄監督は「CSでキーポイントになるのが投手1人、野手3人。短期決戦で爆発する選手が出てくる。山本君はキーポイントの1人」と予言した。

 今季35試合に登板し、防御率1・86と好成績を収める山本拓だが、それ以上に目を引くのが勝ち星だ。リリーフながら、今季はキャリアハイでチーム4位タイの6勝をマーク。他のリリーフとの兼ね合いからビハインドでの登板が多いこともあるが、なぜかこの男が投げると逆転勝利を収めるパターンが多い。しかも、ファーストSで激突するロッテ、ファイナルSで待ち構えるソフトバンクから計4勝という相性のよさだ。

 もちろん、運だけではない。山本拓自身は「よくテンポがいいと言われる。それが結果的に、攻撃のテンポにつながっているのであれば、凄くいいこと」と分析する。今季は試合前練習終わりに「5、6割の力で狙ったところに投げる練習」とマウンドの傾斜を使ったキャッチボールを日課にしている。これが制球力向上、フォーム固めにつながった。「試合の中でフォームのタイミングをずらして、打者のタイミングをずらしたりができるようになった」と手応えを口にする。

 新庄監督はシーズン終盤の争いを「楽しみなさい」とナインに号令をかけてきた。山本拓は「最初は“楽しめるわけないだろう”と思っていたけど、どうやったら楽しめるだろうと考えるようになった。結果を出して楽しめるようにと、練習に妥協しなくなった」と楽しむ意味を深く考えるようになった。

 チームにとっては18年以来のCSだが、中日時代も含めて山本拓にとっては自身初のCSとなる。「経験はないけど、自分の100%のパフォーマンスを出して、それでダメだったら、もう仕方ないって思える準備をしたい」。CSのキーマンとなるリリーバーが、最高の準備を整えて戦いに臨む。

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