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大リーグ 今季の判定チャレンジ成功率は53.7% 1位はレッドソックス

スポニチアネックス / 2024年10月3日 7時5分

MLB

 AP通信が大リーグ各球団の今季のビデオレビュー(ビデオ判定)の成功率が、53.7%に向上したと報じている。

 チームが自主的に行ったレビューの成功率は、23年の48.5%から、22年の50.2%からも向上した。

 MLBによれば、1230件のチャレンジのうち661件で判定が覆った。237件の判定は審判が正しいことが確認され(19.3%)、332件は証拠不十分で判定がそのまま維持された(27%)。

 チャレンジの成功率が最も高かったのはレッドソックスで67.9%、2位はヤンキースの66.7%、3位はマリナーズの65.7%、4位はダイヤモンドバックスの64.1%、5位はフィリーズの62.3%。

 一方、成功率の低かったのはアスレチックスの43.1%、カージナルスの43.6%、ナショナルズの43.8%、レッズの46%、エンゼルスの46.3%、ホワイトソックスの46.2%。

 他には審判が行ったクルーチーフレビューが163件あり、その結果37件の判定が覆った。これは22.7%の確率。71件のコールは審判が正しいことが確認され、37件は証拠不十分で維持された。クルーチーフレビューのうち、9件はルールチェック、9件は記録確認のためのものだった。

 クルーチーフレビューを含めると、合計1393件のレビューが行われ、そのうち698件の判定が覆り(50.1%)、308件が確認され(22.1%)、369件が維持された(26.5%)。レビューにかかった平均時間は1分25秒で、23年の1分26秒、2022年の1分31秒から短縮された。

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