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河村勇輝「ここでプレーすることに超興奮」グリズリーズ・キャンプ2日目 英語での質問に通訳なしで返答も

スポニチアネックス / 2024年10月3日 8時57分

NBAグリズリーズのトレーニングキャンプ2日目に参加した河村勇輝(撮影・杉浦 大介通信員)

 バスケットボールのパリ五輪男子日本代表の河村勇輝(23)が2日(日本時間3日)、テネシー州ナッシュビルで行われているNBAグリズリーズのキャンプ2日目に参加した。

 初日よりもリラックスしているように見えた河村は、この日も報道陣の立ち入りが許された時間帯には前日同様、攻守の連携などに参加。主に自身と同じ無保証のエキシビット10契約を結んだ選手たちと一緒に汗を流した。

 練習終了後、地元メディアからも取材を受け、通訳なしで質問に答える場面も。英語でのやりとりも終始落ち着いてこなし、記者、関係者を感心させていた。河村との質疑応答は以下の通り。

 ――まだキャンプ始まったばかりだが、エースのジャ・モラントは河村選手がフルコートでディフェンスしてきたと話していた 「ここまでは順調です。ここでプレーすることに超興奮しています。ジャ・モラントは速すぎで、飛ぶように走ります。とても驚かされました。ただ、良い経験になっていますし、毎日向上しなければいけません。ここにいられて嬉しいです」(英語での回答)

 ――ドラフト1巡目指名選手のザック・イーディーは河村選手が真っ向から向かってきたと話していた。恐れを知らない自身のプレースタイルをどう思うか

 「日本のバスケリーグで最も背の高いカイ・ソットと一緒にプレーしていました。たぶんザック・イーディーと同じくらいの身長です。長身の選手と一緒にプレーするのは好きなので、彼と一緒にプレーできることにもとてもワクワクしています」(英語での回答)

 ――グリズリーズのギアが似合ってきたのでは

 「横浜でも紺の服(ユニフォーム)でしたし、紺は結構慣れ親しんでいる色です。ただNBAとかこういうロゴがあるのはもちろん、まだ慣れてはいませんけど、しっかりとコートに立てるように日々頑張りたいなと思っています」

 ――初めての英語のインタビューは

 「いやー、もう全然。毎日、一応勉強はしていて、今でもチームメイトだったりとか、コーチ陣とか、バスケットボールのコートの中での会話はある程度、聞き取れていてそこの問題は今のところないんですけど、まだ自分の伝えたいことは正直、詳しくは伝えきれません。オフコートでの会話とかはまだ足りないし、聞き取れないこともほとんどなので、しっかり自分の勉強に向き合ったりとか、チームメイトとは積極的にコミュニケーションは取るようにしています。徐々に慣れてきてはいるんですけど、まだまだ足りないところはあると思います」

 ――イーディーと一緒に撮影したメディアデイの写真が日本でもバズっている

 「(メディアデイで)自分自身の写真を撮ったあとに、待っててって言われて、なんでって感じで聞いたら、「ザック・イーディーとボールのやつをやるから待ってて」って言われたんです。彼はすごい大きかったですし、英語でも言いましたけど一緒にプレーするのはすごい楽しみです。あの写真もすごく反響があるってことで、バスケットボール以外で注目されるのはいいことなのかどうかはわかりませんけど、アメリカの方々に知ってもらえる良い機会だなと思っています」

 ――モラントが河村選手はフルコートで食らいついてくると話していたが、それは指示でそうしたのか、自分の意思か

 「どっちもありますね。日本代表の時にやっていたタグアップ、リバウンドの時にしっかりとオフェンスリバウンドに絡みながら、そのあとすぐピックアップするっていうのはチームとして共通認識があるので、その中でやったことでもあります。僕もディフェンスの部分でしっかりとできるよっていうのをアピールしないといけないというのもあります。彼(モラント)とマッチアップする機会はありましたし、また彼と一緒に2ガードでやる練習もありました。マッチアップできる機会っていうのは本当にそうないですし、こんな素晴らしい機会はないと思っているので、彼からもいっぱい吸収できればいいなと思います」

 ――スーパースターに対峙しても手応えは

 「正直、僕もスピードには自信を持っています。もちろん止められないこともありましたけど、自分の脚力でついていけている部分も正直あったんじゃないかなと思います。そこは自信を持って、自分の強みでもあると思うので、彼のスピードをしっかりと平面でついていけることができれば、NBAのどの選手でもついていくっていうだけで言えば、ついていけるんじゃないかなと。その練習をこのトレーニングキャンプでできるってことは本当にありがたい機会だなと思っています」

 ――「いつカットされるかわからない」という話もしていたが、現実的には長い戦いが始まったと長期視野でも考えているのか

 「もちろんすごい上振れすれば2ウェイだったりとか、本契約だとかっていうところにいけるとは思うんですけど、正直今のロースターだったりとか、2ウェイのロースターも含めて埋まっている状態。現実的に見ればGリーグで今年1年間はプレーするってことが自分のNBAを目指す上での、今ある現状の中での選択肢なんじゃないかなと思っています。ただ、いつだって2ウェイなり本契約を目指しながら、Gリーグでプレーするってことは変わりません。その気持ちを常に持っている選手にそういったチャンスが訪れるんじゃないかなと思っています。Gリーグで満足せずに、でもGリーグでプレーしながら、自分に正しく向き合いながら、アピールできればいいなと思っています」(ナッシュビル・杉浦 大介通信員)

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