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東農大が31年ぶり勝利 王者・青学大を撃破 主将・和田泰征が値千金の同点弾

スポニチアネックス / 2024年10月3日 12時22分

<東農大・青学大>8回、ソロを放つ東農大・和田(撮影・西尾 大助)

 ◇東都大学野球 第3週第3日 東農大5―4青学大(2024年10月3日 神宮)

 東農大が31年ぶりの1部勝利を、3連覇中の青学大からつかんだ。ナインは勝利の瞬間、笑顔でハイタッチを交わし、北口正光監督は「やっと勝てたなと。キャプテン中心に粘り強く戦ってくれた」と感慨に浸った。

 苦しかった。93年秋以来の1部復帰を果たしたが、開幕から5連敗。この日も2点リードをバッテリーミスなどで吐き出し6回を終え3―4。チームを救ったのは主将の一振りだった。

 8回先頭で打席に立った和田泰征主将(4年=習志野)は相手のリリーフエース右腕・鈴木泰成投手(2年=東海大菅生)の直球を強振。右中間最深部へ同点ソロを運ぶと、高々と右腕を突き上げながらダイヤモンドを一周した。

 その後も2死三塁の好機を作ると、代打の合志鉄平捕手(1年=九州学院)が三塁への内野安打を放ち勝ち越し。6回からマウンドに上がったプロ注目のエース右腕・長谷川優也投手(4年=日本文理)がリードを守り抜いた。

 1部での93年10月13日に駒大に勝利して以来。31年前は1部復帰したがすぐに降格の悔しさを味わっただけに、指揮官はは「まだ1勝しただけ。次は勝ち点を取らないと」と気を引き締めた。

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