小林聡美 共演してうれしかった映画界の大スター「日活の映画が凄い好きだったので」

小林聡美

　女優の小林聡美（59）が2日深夜放送のTOKYO　FM「TOKYO　SPEAKEASY」（月～木曜深夜1・00）が出演。共演してうれしかった女優を明かした。

　この日は女優の片桐はいりと出演。舞台「オイル」、映画「かもめ食堂」など多くの作品で共演している2人。片桐は「良く同世代とかちょっと上の俳優さんに必ず聞いている質問があるんですけど、会った中で一番のレジェンドってどなたですか？」と質問した。

　片桐は「私は若い頃に、映画が好きすぎちゃって、映画に行くと、どうしても裏側ばっかり見なきゃならない。これをやるためにこれをやらないといけないんだ、とかいうのを見ると、映画見た時にシュンとなっちゃって。“私、もう映画出ない！”ってなって、若い頃、20代とかは映像の仕事をしていないんですよ。ちょっと避けていた」と告白。「逆にその時に一生懸命やっていれば、私が今、憧れる日本映画のレジェンドの方にお会いできたかもしれないのに、ちょっと悔しいっていう思いがあって。嫌でもやっておけば良かったと思って」とその質問の意図を明かした。

　10代から芸能活動をする小林は「私は日活の映画が凄い好きだったので、（石原）裕次郎さんとはお目にかかれなかったけど、浅丘ルリ子さんとか。浅丘ルリ子さんはうれしかったですね」と共演を喜んだ女優を明かした。

　さらに「あと、子どもの頃にテレビで出ていて、「この人！」って思うのは石立鉄男さんとか。お会いしてドラマとか10代の頃」と小林。「（石立さんは）怖かったです。私は直接、怖いことされませんでしたけど、やっぱり厳しい感じで、周りの方を注意してたりとか、凄い厳しい方なんだなって」と苦笑し、それでも「レジェンドは立派な方ばっかりです」と話した。