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引退試合のヤクルト・山崎晃大朗「全部が中途半端な選手でした」高津監督の“無茶ぶり”で爆笑スピーチ

スポニチアネックス / 2024年10月3日 21時53分

<ヤ・広>チームメートから胴上げされる山崎(撮影・尾崎 有希)

 ◇セ・リーグ ヤクルト2ー5広島(2024年10月3日 神宮)

 今季限りで現役を引退するヤクルトの山崎晃大朗外野手(31)が3日、引退試合の広島戦(神宮)で「8番・中堅」で先発フル出場。マルチ安打をマークし、試合後には山田哲人内野手(32)から花束を渡され、ベンチ前で選手、首脳陣ら全員と笑顔で握手を交わした。

 そして、待っていたのは最終戦セレモニーでのサプライズ。高津監督のあいさつで、「昨日の青木の引退に続き、山崎晃大朗が最後のゲームでした」と取り上げられた。「非常に男前で、あ、中身が男前で、先輩からイジられ、後輩から嫌がられ、走攻守3拍子、非常に微妙な選手でした。ただ、誰よりもチームのことを理解し、自分の立ち位置を理解し、山崎と声を掛ける前に何度も目が合って、ベンチを飛び出す姿は、さすがだなと思って、いつも感心していました」と称えられ、「戸田球場ではお別れのあいさつをしたそうですが、神宮ではしていないので、今からあいさつしてもらいたいと思います」と“無茶ぶり”を食らった。

 天を仰いだ山崎だったが、すぐに切り替えてマイクの前へ。「9年間、温かい応援ありがとうございました。監督が言うように、凄く全部が中途半端な選手でした」と笑いをとりつつ、「打っても2割5分、盗塁も2桁届かない、打点もちょっと少ない。そんな中途半端な自分を監督は辛抱強く使い続けてくれました」と感謝の気持ちを口にした。

 「最後、中途半端な(7回の)三振で終わるのは悔しかったんですけども、最後(山田)哲さんのホームラン、そして2死ランナーなしで回してくれた中村さん、最後、真向勝負してくれた(広島の)森浦くんに本当に感謝したいと思います」とチームメート、対戦相手の広島への思いを語り、最後は「全体的に中途半端な成績でしたけども、本当に9年間ありがとうございました」と締めた。

 「晃大朗、本当にお疲れさまでした。引退記念グッズも相当余っているようなので、ぜひ買ってやってください」と指揮官。最後までイジられた。

 変則的に胴上げも2回行われ、最後まで笑顔を見せていた。

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