阪神　高卒3年目・前川がシーズン前に掲げた1軍完走の目標達成「1年間できたので良かった」

スポニチアネックス / 2024年10月3日 22時43分

＜D・神＞7回、前川は右前打を放つ（投手・上茶谷）（撮影・須田　麻祐子）

　◇セ・リーグ　阪神3―1DeNA（2024年10月3日　横浜）

　阪神前川がシーズン前に掲げた“1軍完走”の目標を達成した。

　「いい時も悪い時もあったけど、ちゃんと1年間できたので、そこは良かったなと」

　16打席連続無安打迎えたこの日の最終戦では2回先頭の1打席目に一塁への内野安打を放つと、3点リードの7回1死では右前打でマルチ締め。左翼守備では7回2死二塁から代打・筒香の左翼線への飛球を落球したことは反省材料でも8月24日の広島戦（マツダ）で右足のすね付近に死球を受け、その後の3試合を欠場するなどアクシデントもありながらの有言実行は立派だ。

　高卒3年目の今季は打率・269、4本塁打、42打点でフィニッシュ。12日から始まるCSファーストSのDeNA戦へ向けて「（打撃の）状態はイマイチなので、短期決戦で勝負できるような状態に持っていきたい」と、うでぶした。