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28歳・大橋祐紀が代表初招集 森保監督からのメッセージ「年齢関係ない」「結果出せば誰にでもチャンス」

スポニチアネックス / 2024年10月4日 4時32分

広島時代の大橋祐紀

 日本サッカー協会は3日、W杯アジア最終予選サウジアラビア戦(10日、ジッダ)、オーストラリア戦(15日、埼玉)に臨む日本代表メンバー27人を発表し、FW大橋祐紀(ブラックバーン)が初招集された。28歳での代表入りは異例とも言えるが、森保一監督(56)は遅咲きのストライカーに大きな期待を寄せた。

 28歳のストライカーが、歴代最強の呼び声高い森保ジャパンに加わった。前半戦のヤマ場となる難敵との2連戦。大橋が10月シリーズ唯一の初招集として名を連ねた。森保監督は「普段やっていることを、代表で年齢関係なく発揮してほしい」と期待を込めた。

 ゴールへの嗅覚に優れ、献身的な守備もいとわない。シャドーでもプレー可能な万能FWだ。19年に中大から湘南入り。度重なるケガに苦しんだが、昨季リーグ7位の13得点を挙げてブレークした。今季移籍した広島でも22戦11得点と量産し、今夏にイングランド2部ブラックバーンへ。新天地でもリーグ8戦4発と実力を証明し、ついに日本代表にまで上り詰めた。

 28歳75日で迎えるサウジアラビア戦で国際Aマッチデビューを果たせば、W杯最終予選では与那城ジョージ(34歳332日)、呂比須ワグナー(28歳242日)に次ぐ年長3位の記録となる。森保監督は「若手であれベテランであれ、結果を出して存在感を発揮しているのであれば、誰にでもチャンスがあるということ」と説明した。世代別代表歴はなく、欧州挑戦から3カ月足らず。大橋の招集は、代表を目指す日本人選手に対するメッセージとも言える。

 最終予選で2戦12発の攻撃陣はタレントぞろい。壁は厚いが、初戦の強さは証明済みだ。昨季開幕戦でハットトリックを達成。今季も新スタジアム初陣だった広島で2得点を決め、欧州デビュー戦でも初ゴールを記録した。敵地サウジアラビア戦は過去3戦全敗。遅咲きFWが、鬼門突破の切り札になる。 (坂本 寛人)

 ◇大橋 祐紀(おおはし・ゆうき)1996年(平8)7月27日生まれ、千葉県松戸市出身の28歳。八千代高、中大を経て19年に湘南入り。広島に移籍した今季は2年連続の2桁ゴールを記録し、7月にイングランド2部ブラックバーンに加入した。好きな選手は元ウルグアイ代表FWスアレス。1メートル81、76キロ。利き足は右。

《森保監督 広島元同僚に警戒》 森保監督は開幕2連勝で迎える前半ヤマ場となる2連戦へ「まだ何もつかみ取れていない。過去の勝利は次の勝利を保証してくれるものではない」と気を引き締め直した。15日に対戦するオーストラリアはポポビッチ新監督が就任したばかり。入閣したフォックス・コーチも現役時代に広島で一緒にプレーした元同僚で、指揮官は「あうんの呼吸でチームづくりができると思う。凄く良い準備をしてくるはず」と警戒を強めた。

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