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日本ハム・清宮がロッテ倒す14号2ラン CS前哨戦での一撃で本番爆発の予感!新庄監督は「とっとけ!」

スポニチアネックス / 2024年10月4日 6時3分

<ロ・日>8回無死一塁、清宮は右越え2ラン(撮影・長久保 豊)

 ◇パ・リーグ 日本ハム3―0ロッテ(2024年10月3日 ZOZOマリン)

 日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)が3日、ロッテとの今季最終戦で1点リードの9回に、勝負を決定づける右越え14号2ランを放った。エスコンで初開催となるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで対戦するライバルとの前哨戦で、強烈なインパクトを残した。今季のカード別打率・370も抜群で、本番でも打棒爆発が期待される。

 豪快で優雅な放物線だった。1点リードで迎えた9回だ。先頭・五十幡が右前打で出塁。マウンドの菊地は快足の一塁走者を警戒する中で、清宮は146キロ直球を完璧に捉えた。打球は右翼席中段へ吸い込まれるように消えた。

 「イソさんが出てくれたので、真っすぐが増えるかなと考えた。何がなんでも達に勝ちを付けたかった。それが一番。打った瞬間に行ったかなと思った」

 勝負の行方はどちらに転ぶか分からない状況で、試合を決定づける9月26日楽天戦以来の14号2ラン。ベンチで戦況を見守っていた3年目右腕の達に、待望のプロ初勝利を贈った。

 9月30日からの西武2連戦では、打線が沈黙し2試合連続零敗を喫していた。そんな周囲の心配も、新庄監督は「大丈夫、大丈夫。(選手たちは)2位になってホッとしているんですよ」と気にする様子はなかった。とはいえ、この日も初回無死満塁で、レイエスの遊ゴロ併殺の間による1点だけ。その後は「ゼロ行進」が続いていた。そんな重苦しさを清宮が振り払った。

 沖縄の春季キャンプ直前に負った左足関節の捻挫の影響で、今季は大きく出遅れたが、後半戦はレイエスとともに打線を引っ張った。今季のロッテ戦は46打数17安打、打率・370、3本塁打。同一リーグの中で、最も高いアベレージを残し、抜群の相性を誇る。

 新庄監督は「今日、打たなくてもよかったのに。とっとけ」と言ったが、その表情は笑顔だ。清宮も笑う。「ロッテ戦はいい感じで終われた。嫌な印象は与えられたかな」。CSへ最高の前哨戦となった。

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