日本ハム・達 小学1年生の自由研究で優秀賞 夏かぶるのに適した帽子を研究

＜ロ・日＞プロ初勝利の達を祝福する新庄監督（撮影・長久保　豊）

　◇パ・リーグ　日本ハム3―0ロッテ（2024年10月3日　ZOZOマリン）

　【記者フリートーク】小学1年生の自由研究で、達は各学年1人が選ばれる優秀賞を受賞した。テーマは「帽子の温度調べ」。屋外で長机の上に氷を4個並べ、その上に麦わら帽子、ニット帽、紅白帽、野球帽を置き、どれが一番早く解けるかで夏に適した帽子を研究した。母・るみさんは「他の子はカブトムシの成長日記とかだったが、当時から自分のやりたいことを貫き通す芯の強い性格だった」と振り返る。

　昨季は右肩負傷の影響もあり、1軍登板のないままシーズン終了。今季も同学年の福島、柳川、畔柳、松浦らが1軍登板を重ね、高卒同期の投手では最も遅い1軍登板となったが、達は「焦ることはなかった」と涼しい顔で振り返る。決して強がりではない。周囲に流されない芯の強さが地道な成長を生んだ。（日本ハム担当・清藤　駿太）