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ソフトバンク 115球の熱投で有原がハーラートップに並ぶ14勝目

スポニチアネックス / 2024年10月4日 6時3分

<ソ・楽>小久保監督(右)から、ねぎらわれる有原(撮影・成瀬 徹) 

 ◇パ・リーグ ソフトバンク4―2楽天(2024年10月3日 みずほペイペイ)

 集中打を何とか食い止めた後、有原は今季14勝目を手にした。

 「連打じゃなくどこかで切りたかった。CSへの課題ですね。援護してくれた野手の方に本当に感謝です」

 5回まで1安打7奪三振。快調に飛ばすも6回につかまった。1死から4連打で同点とされたがなお一、三塁で浅村をカットボールで遊ゴロ併殺打。粘り抜くと、試合前の野手ミーティングで「有原さんを勝たせよう」と決起していた打線が奮起し、その裏に2死から正木が勝ち越し打を放つ。「祈る気持ちで見ていて、後は次もゼロで抑えようと思った」。7回6安打2失点、115球の熱投だ。

 いずれもキャリアハイの26試合登板、182回2/3を投げてのフィニッシュ。小久保監督は「分業制が確立された時代にすごい数字だと思う」と驚嘆した。あとは14勝で並ぶ日本ハム・伊藤の結果を待つ。「僕はやることはやった。獲れたらうれしいけど、見届けるだけ」と有原。まさにエースの働きだった。

 ≪柳田が復帰後初めての守備≫柳田が「2番・右翼」でスタメン出場。1軍復帰後では初となる守備に就き、走攻守での万全ぶりを証明した。「全然、大丈夫。問題ないです。有原が最多勝かかっていたので、しっかり守りました」と振り返った。みやざきフェニックス・リーグにも初日の7日から参加する。「2軍のみんなと一緒にまたやって、また1軍に戻れたら」と笑みを浮かべた。

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