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西武 西口新監督4日にも誕生 球団ワーストシーズン91敗からの逆襲 生え抜き新リーダーに再建託す

スポニチアネックス / 2024年10月4日 3時1分

監督就任が決定的となった西口2軍監督

 西武の来季新監督として、内部昇格で一本化していた西口文也2軍監督(52)が就任することが3日、分かった。渡辺久信GM兼監督代行(59)の監督職の辞任とともに、4日にも発表される。今季は球団史上ワーストとなるシーズン91敗を喫し、3年ぶりの最下位が確定。現役時代通算182勝を挙げた元エースに再建を託す。

 西武一筋のレジェンド右腕の下、歴史的な低迷からの逆襲を期す。世代交代の過渡期を迎え、2年連続Bクラスに沈むチーム。球団の再建は、投手目線の指導力と選手に厳しく接することができる西口氏に託すこととなった。楽天とのシーズン最終戦(楽天モバイル)が行われるきょう4日にも、球団から発表される。

 西口氏は15年の引退後は1、2軍投手コーチを計5年、2軍監督を3年にわたり歴任。今季、指揮を執った2軍は3位ながら、イースタン・リーグで首位争いを繰り広げた。7日からは宮崎で開幕する「みやざきフェニックス・リーグ」でも指揮を執る予定で、早くも来季に向けた若手のアピール合戦が始まる。

 来季のヘッドコーチとして招聘(しょうへい)していた鳥越裕介氏の就任も決定的。ソフトバンク、ロッテでコーチを歴任し、今宮を不動の正遊撃手に育て上げた。若手野手の育成に期待を寄せられており、西口新監督の右腕として支える。

 チームは3年ぶりの最下位が確定している。松井稼頭央監督が休養。交流戦からは渡辺GMが監督代行を兼任したが、立て直すには至らなかった。1日の本拠地最終戦では「ファンに悔しく、つらい思いをさせてしまい申し訳ありません」と謝罪。4日にも監督職の辞任が発表される。GM職も辞任するが、何らかのポストで球団に残る。また、平石洋介ヘッド兼打撃戦略コーチの退任が決定。今後は西口政権の組閣を進め、新生ライオンズが誕生する。

 ◇西口 文也(にしぐち・ふみや)1972年(昭47)9月26日生まれ、和歌山県出身の52歳。県和歌山商では甲子園出場なし。立正大を経て94年ドラフト3位で西武に入団。97年に15勝を挙げ最多勝、沢村賞、MVP、最多奪三振、最高勝率のタイトルを獲得。98年にも最多勝、最多奪三振。ベストナイン2度、ゴールデングラブ賞3度。15年に現役引退し、通算成績は436試合で182勝118敗6セーブ、防御率3.73。1、2軍投手コーチを歴任し、22年から2軍監督。右投げ右打ち。

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