古村比呂 5年ぶりに公の場 女優復帰に前向き「医療の進化が一つの光に」

セミナーに出席した古村比呂

　女優の古村比呂（58）が3日、都内で「子宮頸（けい）がんワクチンに関するセミナー」に出席した。古村は2012年1月に子宮頸がんが見つかり、子宮を全摘出。一度は寛解と言われたものの17年に再発し、その後さまざまな転移を繰り返した。23年1月には、腹部傍大動脈リンパ節にがんが見つかったことを公表している。

　この日は5年ぶりの公の場。現在も6週間に1度、抗がん剤を投与するなど治療を続けており「今までの抗がん剤の中で一番合っているようで検診では（新たな）がんは見つかっていない。体調も大きく崩れることはなく、仕事もできる状態です」と報告した。

　現状での女優復帰は「周りの方に迷惑をかけるかもしれないので難しいですが、医療の進化が一つの光になっている。もちろんその（復帰する）つもりです」と前を向いた。