J1町田が5日ホーム川崎F戦でコラボ企画実施 恐竜レースにマスコット集結、Gスタ最多入場者更新も

町田のホーム「町田GIONスタジアム」

　J1初参戦で現在3位のFC町田ゼルビアは第33節の5日、ホームの町田GIONスタジアムで11位の川崎フロンターレと対戦する。今季開幕戦の1万3506人を上回る、同スタジアム最多の入場者が見込まれている。

　近隣クラブである川崎Fを初めてホームに迎える一戦で、両クラブによるコラボ企画が展開される。選手ウォームアップ前のピッチでは、着ぐるみによる「ティラノサウルスレース」（雨天中止）を実施。川崎Fのマスコット「ふろん太」と「カブレラ」に加え、競技の垣根を超えてプロ野球巨人の「ジャビット」も登場する。キーホルダーなどさまざまなコラボグッズも販売。試合後のアフターゲームショーには、両クラブでプレーした鄭大世氏が出演する。また「第1回学青祭」として、学生スタッフが考案したグッズも販売される。

　町田は前節で広島との首位攻防戦に敗れ、首位と勝ち点3差の3位に後退した。今季残り6試合で、優勝争いに踏みとどまるためにも重要な一戦となる。

　黒田剛監督は「一つ勝つことによってまた道は開ける。野津田（Gスタ）では残り2試合なので、なんとしても勝ちたい」と意気込んでいる。