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松井秀喜の「読み」を逆手に取る金本知憲のアイデアとは?「1回しか通用しない配球」

スポニチアネックス / 2024年10月4日 16時43分

配球を「読み」始め凄みを増してきた頃の巨人・松井秀喜

 広島、巨人などでプレーした西山秀二氏(57)が、元巨人の槙原寛己氏(61)のYouTube「ミスターパーフェクト槙原」に出演。松井秀喜への配球に悩んでいた西山氏への金本知憲氏の助言とは?

 広島時代、西山氏が「また松井に打たれた」と嘆くと、金本氏から「2ナッシングからど真ん中にフォーク投げればいい。そんな球が来ると思わないから、しゃがんで、見逃して帰る」とアドバイスをもらった。

 その頃の松井は無我夢中で打ちにいっていた若い頃から年を重ね、配球の「読み」で凄みを増していた。

 それを逆手に取る配球だった。

 翌日の試合。先発の黒田博樹に0―2から真ん中にフォークを投げさせると、「きっちりしゃがんで見逃し三振」したと振り返った。

 金本氏からは「1回しか通用しない」と注意されたが、西山氏は次の年も試してみた。

 「きっちりホームラン打たれた」と苦笑いを浮かべた。

 

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