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服部六段、2度目新人王へ先勝 勝率1位棋士がついに9割超え!2度目なら過去10人中6人が後にタイトル

スポニチアネックス / 2024年10月4日 17時50分

新人王戦第1局で勝利した服部慎一郎六段

 将棋の第55期新人王戦決勝3番勝負第1局が4日、大阪・関西将棋会館で指され、服部慎一郎六段(25)が高田明浩五段(22)に131手で勝利した。振り駒の結果、服部が先手になり、戦型は矢倉へ進んだ。終盤は形勢が二転三転する接戦を抜け出して制した。

 「やってみたい形だったが、先手番の主張を失った。自然に指して悪くなるようでは、作戦が良くなかったかなと思う」

 服部は昼食休憩明け、高田に天王山への角出を許して飛車を1筋へ押し込められ、劣勢を自覚した。最終盤も失着があり、高田に詰みがあった。それでも粘り強く指し、巧みに体を入れ替えた。今年度成績を19勝2敗へ伸ばし、今年度勝率を全棋士トップの・905(未放映のテレビ対局を除く)まで伸ばした。

 新人王戦は26歳以下、六段以下、前期三段リーグ成績上位者などの参加資格がある若手の登竜門。服部は一昨年度開催の第53期の優勝者で、今回2度目の優勝を目指す。

 2度の優勝となれば過去10人しかおらず、うち十八世名人資格を持つ森内俊之九段(54)ら6人は後のタイトルホルダー。4歳下に藤井聡太王将(22)=7冠=という強力ライバルがいるが、将来のタイトル争いへ存在感をアピールする舞台としたい。

 一方の高田は初の番勝負進出。藤井と同学年、同じ中京圏出身のホープで知られる。服部とは過去4戦4敗だっただけに、「実力差を考えると苦しい番勝負だが善戦できた。次は詰み逃しがないようにしたい」。先手番へ移る21日の第2局への意気込みを示した。

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