ファーストサマーウイカ 憧れは悟空 だけど目指すはクリリン「天才と肩並べて戦う地球人になりたい」

ファーストサマーウイカ

　俳優のファーストサマーウイカ（34）が４日放送の読売テレビ「かんさい情報ネットten.」（月～木後４・45、金後３・50）で、番組MCを務める同局の中谷しのぶアナウンサーとともに地元の大阪・京橋を歩き回った。

　子どものころは下町風情が至るところに残っていた街。しかし、現在は再開発もあって様変わりし「ちょいちょい聞くんですけど、インスタ系に乗っちゃう店があるって。京橋にそんな店ないよ！って言うんですけど」とウイカ。ところが「めっちゃオシャレ」と思わず声に出る店が続出し、地元の変貌ぶりに驚いた。

　22歳で上京し、現在は芸能界でも幅広いジャンルで活躍する屈指の人気者。中谷アナの「どういう仕事をしている時が一番好きですか？」という質問に「それが一番がなくて、今までの人生も、最初は声優になりたいと思ったのが芸能へのあこがれで、音楽いったり、劇団入ったり、アイドルもやって、ざっくりいうと何でもいいんです」と、昔から一貫してこだわりがないという。

　それもあってか「何か１つに特化した人にあこがれるんです。ほかが０点でも何かで100点とれるような。ドラゴンボールで言うと孫悟空、スーパーサイヤ人みたいなのにあこがれるんです」と話す。ただ、自身は天才肌ではなく、30という年齢が見え始めたころに「自分が地球人と分かって、その瞬間に、その中でクリリンを目指すというか、そんな天才達と肩を並べて戦える地球人になりたいとヒシと感じた」と明かした。

　それから少し方針転換。がむしゃらに頑張るというより「力は抜いても手は抜かない、力は抜くけど気は抜かない」と、少しリラックスして等身大で仕事に臨むようになった。

　２つ年上の中谷アナはその達観したとも言える考え方に「大先輩に見える！やっぱりお姉さんに見られがちですか？」と質問。ウイカは「この近くにある大きなホテルで高校生のときにバイトしてたんです。18歳だったんですけど。主任と呼ばれたことありました」と話し、中谷アナの爆笑を誘っていた。