橋下徹氏 政権交代の大チャンスなのに…足並みそろわない野党にイライラ「勝機あるのにだらしない」

橋下徹氏

　元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏（55）が4日、ABEMA「酔うまで生テレビ」（後10・00）に生出演し、27日に投開票される解散総選挙を見通した。

　お酒を片手に、「政治とカネ」「政権交代」「新総理の資質」などのテーマで激論を交わす討論バラエティー番組。オープニングで橋下氏は「政治を批判してきて支持を得ていたと思うけど、言っていることが…」と、石破氏がさっそく衆院早期解散、裏金議員の公認、比例重複OKの方針などで、手のひら返しが批判されていることに言及した。ジャーナリスト岩田明子氏は「1日で変わりましたね。やりたいことはだんだんできなくなっていくと思いますね」と続いた。

　野党にとっては、各党の共闘が総選挙のテーマになる。橋下氏は、毎日新聞と社会調査研究センターが3日に実施した世論調査に触れ、「与党か野党どちらに投票するかって、50－50ですよ」と、政権交代の大チャンスであることを指摘した。

　しかし、橋下氏によると足並みはそろっていない様子。「ところが野党は、自分の党の議席を1議席でも確保するために、候補者一本化ができていない」と話し、「昨日か何か、野党の党首が集まって協議した結果は、（候補者が）重なってないところには新たに立てないと。当たり前！そんなの。重なっているところをどうするかというところで（折り合いを付けて）、与野党一騎打ちの構図に持ち込めば、十分、野党は勝機があるところなのに、それがやれない野党はだらしない」と、野党にハッパをかけていた。