Bリーグ・長崎 新本拠で快勝発進 馬場、ブラントリーが躍動 期待感に包まれた新シーズン始まる

長崎ヴェルカの馬場雄大

　◇Bリーグ第1節　長崎76－68SR渋谷（2024年10月4日　長崎・ハピネスアリーナ）

　1試合が行われ、B1昇格2年目の長崎が新本拠地ハピネスアリーナでSR渋谷を76―68で破った。日本代表の馬場雄大（28）は13得点の活躍。ジャレル・ブラントリー（28）が両チーム最多26得点を挙げた。SR渋谷の日本代表ホーキンソン・ジョシュ（29）は12得点9リバウンド。きょう5日は各地で12試合が行われる。

　B1昇格2季目の長崎が熱気に満ちた新本拠地で最高のスタートを切った。新加入の川真田が「モチベーションが上がる素晴らしいアリーナ」と評するハピネスアリーナでの初陣。JR長崎駅近くに、通信販売大手ジャパネットホールディングスがサッカースタジアムなどとともに整備した新本拠で、5000人超のファンに歓喜をもたらした。

　開始から日本代表の馬場を中心に守備で圧力をかけ、徐々にペースを握った。5点リードで前半を終えると、第3QにNBA経験のあるブラントリーが躍動。山口や松本ら脇を固めるメンバーも持ち味を発揮し、日本代表のホーキンソンらを擁するSR渋谷を撃破した。昨季の西地区6位から今季はどこまで浮上できるか。期待感に包まれた新シーズンが始まった。