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日テレ「潜入兄妹」ついに開幕 P明かす組織幹部役・吹越満の起用理由と今後の見どころやメッセージ性

スポニチアネックス / 2024年10月5日 23時0分

ぐんぴぃ演じる「占拠」シリーズの人気キャラも登場し「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」の開幕を盛り上げた

 俳優の竜星涼(31)と女優の八木莉可子(23)がダブル主演する日本テレビドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」(土曜後10・00)が5日、スタートした。

 父を殺した犯人へ復讐(ふくしゅう)するために、兄妹が身分を隠して潜入し内側から特殊詐欺組織の壊滅を狙うオリジナルサスペンス。第1話では兄妹が特殊詐欺組織「幻獣」へ潜入する経緯、初めての詐欺の仕事が幻獣に仕組まれていたという衝撃の展開が描かれた。視聴者を裏切るどんでん返しのハラハラする物語が動き始めた。

 その中で、さっそく犯罪組織の1人の幹部を俳優の吹越満(59)が演じていることが判明した。プロデューサーの尾上貴洋氏は「詐欺組織の怖さにリアリティーや説得力を持たせてくださる」と起用理由を明かした。

 尾上氏が手がけてきた「大病院占拠」、「新空港占拠」と同じく神奈川県警が舞台でもある今作。初回ゲストには「占拠」シリーズの人気キャラクター・志摩蓮司(春とヒコーキ・ぐんぴぃ)も登場し、ドラマのスタートに華を添えた。尾上氏は「今後も占拠シリーズのキャラが現れるかどうかも楽しみにしてもらえたら」と期待感を高めた。

 第1話については「いろいろな仕掛けをしています。みんな怪しく見えると思います」と説明。「後々考えると、“この人こういう動きをしてた!”ということがあると思います。画面の中でいろんな人の何げない動きとかを見ていただけると良いかなとは思います」と今後の展開に向けたヒントを示し「何度見返しても楽しめると思います」とアピール。警察内部にも怪しく見える人物もいたが「ベタと捉えるか、それともベタからどう離してくると捉えるか」と明言を避け、予想しながらの視聴を推奨した。

 今後の見どころの一つとして、主人公、特に元警察官の兄(竜星)の「正義と葛藤」がある。犯罪組織に身分を隠して潜入することは、詐欺の一端を担うことにもなり得る。尾上氏も「その点をどう描くかを見ていただきたい」と前のめりに話した。「詐欺はできないと分かっているが、潜入とは詐欺に協力することなので、そこをどう乗り越えていくか。正義の中で犯罪に加担してしまう葛藤のようなものはちゃんとあると思います」。

 竜星も制作会見で「何が正義で、何が悪か。自分の中の正解を見つけてもらえたら」と視聴者に呼びかけており、ひとつのポイントになりそうだ。

 特殊詐欺を題材にした今作の企画背景には、新たな架空請求や振り込め詐欺などが増えている世相があった。「ネットの普及で、若年層が手軽にそういう作業に触れてしまう危険性があるんじゃないかなと日々感じていました」。そうした背景から「“こんなことで人はだまされていくんだ、こんな手軽に人は詐欺に加担することになるんだ”。そういう手口をエンターテインメントの中に混ぜ込んで、啓発や注意喚起といった側面もこのドラマに持たせられたら」と思いを述べた。

 第1話では高齢者を対象にした劇場型詐欺が取り上げられた。「今後は各話で異なるレパートリーの詐欺が発生する予定です。描くのは大変ですが…」と苦笑いも浮かべながら予告。どんな種類の詐欺が身の回りに潜んでいるか、教材の一つにもなりそうだ。

 詐欺の注意喚起に加え、作品に込めたメッセージ性は「お金って何だろう」だ。「やはりお金は大事で、生きていく行動の指針となってる人たちもいっぱいいて、この不況の世の中ですぐそういうものに手を染めてしまう可能性はすごくあるなと思っているんです。お金のことをちょっと考えてもらうきっかけにもなればうれしいです」と思いを明かした。

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