【大谷翔平と一問一答】初のPSへ「楽しみが今は大きい」練習以外でこの1週間は「庭で遊んで(笑)」
スポニチアネックス / 2024年10月5日 9時11分
ドジャースの大谷翔平投手(30)が4日(日本時間5日)、パドレスと対戦する地区シリーズ(5回戦制)の前日会見に臨んだ。第1戦は5日(日本時間6日午前9時38分開始)。メジャー7年目で自身初のポストシーズン(PS)に臨む。会見の主な一問一答は以下の通り。
――WBCを経験しているが、初めてのポストシーズンとなる。
「初めてなので、そこに関してはWBCと違うののかなと思いますし、1週間ぐらい(期間が)空いているので、まずは第1打席しっかりと大事にしたいなと思います」
――初めてのポストシーズンで緊張は。
「NO!(笑)。そのために小さい頃から練習してきてますし、そういう舞台でプレーしたいという思いでやってきたので、そこが一番楽しみだなって方が今は大きいです」
――この1週間の過ごし方は。
「基本は球場に来て動いてシムゲームをして、1日2打席ぐらい立って、感覚をしっかりと忘れないようにという感じでした」
――投手陣はケガ人が多い。打線としてどう得点力を出すか。
「皆、シーズンの疲れはあると思いますし、逆に1週間で多少疲れという意味では取れたので、後はさっきから言っている実戦の感覚っていうのが1番大事になってくる。そこさえしっかり養えていれば必ず結果は出るんじゃないかなと。皆そうじゃないかなと思います」
――ポストシーズンをこれまで“見る側”だった。思い出は。
「ドジャースが(2020年に)優勝した時も見てましたし、あの時はシアトルで違うところで練習して見てたのでそれも覚えてますし、(昨秋)手術明けで病室で見てたのも覚えてますし、やっぱ悔しい思いは強いかなと思いますね」
――パドレス・ダルビッシュとポストシーズンで対戦する。
「僕の小さい頃のスター選手というか、メジャーに来る時もですし、その前に日本でプレーしてる時もやっぱりテレビで見てて憧れてた選手の一人なので、そういう選手とポストシーズンでやるかもしれないっていうのは自分にとってすごい大きいことですし、日本人対決、(山本)由伸と投げるのを個人的には望んでましたけど、それは多分ないとのことなので、自分が対戦した時にすごく楽しみに頑張りたいなと思います」
――山本が第1戦に先発する。日本人2人で先陣を切る。
「それはやっぱうれしいですね。由伸が来てくれたのもうれしいですし、もちろんケガもあって本人も悔しいシーズンだったと思いますけど、それでもポストシーズン1戦目に先発するっていうのはそれだけ信頼を得ている証拠。自信を持っていいと思いますし、その試合で一緒に出られるっていうのは特別かなと思います」
――シーズン当初は力みがあった。どう対策したのか。
「シーズン当初は早くチームの一員になれるといいな、それを結果で示したいなって気持ち的に先行してたのが今、思うとちょっと強いかなって思うので、後半になるにつれてそういう気持ちもちょっとずつ抜けてきて、自分本来の打席が多くなってきたのかなって印象があります」
――今年残した成績は誰が見てもすごい。ポストシーズンに自信を持って臨めることは。
「毎年そうですけど1年間、健康を保ってプレーするっていうのが一番難しいというか、何かしらトラブルがシーズン中はあるので、それが(今年は)DHだけでしたので少なかったのが一番良かったと思いますし、ポストシーズンにこうして健康な状態で挑めるというのがまず一番あると思います」
――1年間ケガなく過ごすのは数字を残すより難しい。
「(試合に)出ないと残らないですから、数字も残らないので、そこはやっぱり自分だけでなく周りのサポートも必要ですし、メディカルスタッフのサポートも必要なことではあるので、そこはやっぱり長いシーズンを乗り切る上では一番大事なのかなと思います」
――レギュラーシーズンでパドレス戦は好成績を残していた。
「単純にシーズン中に残した成績はそれはそれだと思うので、別にポストシーズンのアドバンテージになるわけじゃないですし、もちろんシーズン中にパドレス戦で打ったかどうか自分では把握してないので分からないですけど、パドレスは球界の中でも素晴らしい投手陣だと思いますし、なかなか自分の打席を冷静に送るというのは難しい相手だと思いますけど、初めてのポストシーズンでそれができれば、十分数字は残るんじゃないかなと思います」
――ドジャースはここ2年、ポストシーズンで思うような結果が出ていない。そこを止めて世界一になる意気込みは。
「同地区のライバルが相手なので、なおさら皆、士気が高いですし、ファンの人たちもそうですけど、僕としては1年目でそういうところでプレーできるのをまず感謝したいなと思います」
――今日の過ごし方が大事と言っていたが大一番を前にしてどのように過ごすのか。シーズン中と同じか。
「いつもと同じケースワークが一番だと思うので、シーズンと同じ感覚を出してしっかり今日終えるのが一番かなと思います」
――野球以外の面でのこの1週間の過ごし方は。
「いつもよりゆっくりめに起きて、美味しいご飯食べて、庭で遊んで(笑)」
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