クラブ新記録の同一シーズンリーグ6連勝狙う神戸・吉田監督「謙虚な姿勢でやらないと…」6日敵地・京都戦

神戸・吉田監督

　クラブ新記録の同一シーズンリーグ6連勝をつかみ、首位獲りを狙う。

　2位・神戸は6日、敵地・京都戦。吉田孝行監督は記録に関しては「意識していない」と意に介さず「相手は非常にアグレッシブなチーム。強い気持ちを持って、まずベースの部分で上回らないといけない。謙虚な姿勢でやらないと勝てる相手じゃないし、もう一度チームを引き締めて臨みたい」とハードワークを勝敗のポイントに掲げた。

　公式戦7連戦の過密日程まっただ中だが、チームは同11試合負けなし（9勝2分け）。スタメン総入れ替えとなった天皇杯準々決勝・鹿島戦では、ほぼベストメンバーだった相手を3―0で圧倒した。主将のMF山口蛍以外に大きな負傷者もなし。指揮官は「監督としては良い悩みです。チーム内の競争がより高まっている」と誰が出てもチーム力が落ちない選手層に充実感をにじませた。

　京都戦は午後2時キックオフで、磐田と敵地で対戦する首位・広島は午後4時キックオフ。7連戦ラストの一戦を白星で飾り、勝ち点1差で追う広島にプレッシャーを掛ける。