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近江 1年生エースが鮮烈デビュー!最速147キロマークで5連続含む9K、センバツ絶望も雪辱へ光

スポニチアネックス / 2024年10月5日 14時30分

<近江・滋賀学園>公式戦初登板初先発した1年生右腕の近江・上田(撮影・河合 洋介)

 ◇高校野球秋季滋賀大会準決勝 近江2―14滋賀学園(2024年10月5日 皇子山)

 近江が滋賀学園に2―14の8回コールド負けを喫して準決勝敗退となり、来春の選抜大会出場が絶望的となった。

 5投手が13安打14失点と崩れた中、来夏の雪辱へ光明を残した。

 1年生エース右腕・上田健介が公式戦初登板初先発し、自己最速を2キロ更新する147キロを計測。計8与四死球と変化球の制球に苦しんで5回1/3、5失点に終わったものの、被安打3、5者連続三振を含む9奪三振と鮮烈な印象を残した。

 「緊張とかはなかったですけど、初登板でいつもと感覚が違い、思うように制球できなかった。チームに頼られるような投手にならないといけないと感じました」

 身長1メートル82、体重80キロと恵まれた体格を誇り、スリークオーターから最速147キロの直球とスライダー、カーブを操る。自己最速は、高校入学前の142キロから約半年間で5キロ上昇した。

 西武・山田陽翔らを育てた多賀章仁監督は「いいときはビックリするような球を投げる。これから十分に時間があるので、頑張ってくれれば、いい投手になれる」と期待した。

 ◇上田 健介(うえだ・けんすけ)2008年(平20)11月15日生まれ、和歌山県伊都郡かつらぎ町出身の15歳。小6から妙寺少年野球クラブで野球を始めて一塁手。中学では和歌山ホークスに所属して投手や外野手を務める。近江では1年秋から背番号1でベンチ入り。1メートル82、80キロ。右投げ右打ち。

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