DeNA戦力外の大田泰示 ファーム日本選手権「4番・左翼」で先発出場し、マルチ安打 現役続行アピール

＜ソ・D＞4回、安打を放つ大田（撮影・岡田　丈靖）

　◇ファーム日本選手権　DeNA－ソフトバンク（2024年10月5日　ひなたサンマリン）

　ファーム日本選手権が5日に行われ、ウエスタン・リーグで2年連続15度目の優勝を果たしたソフトバンク、イースタン・リーグで42年ぶり4度目の優勝となったDeNAが対戦した。

　戦力外通告を受けた16年目の大田泰示外野手（34）は「4番・左翼」で先発出場し、マルチ安打を記録した。

　先頭で迎えた4回、中前打を放ち、先制点をお膳立て。7回にも二塁への当たりが右前打となり、マルチ安打を記録した。一塁上で大きなガッツポーズを作った。代走・村川が送られ、球場からは大きな拍手が送られた。

　通算907試合、打率・259、84本塁打、343打点のスラッガーは、来季の現役続行を希望。大田にとって、DeNAのユニホームを着て最後となる2軍の公式戦で、存在感を示した。