たかまつなな、共演者から「ヒステリー女」と呼ばれた件について声明「女性が意見することに対する差別」

たかまつなな公式インスタグラム（＠takamatsunana）から

　元NHK職員で、お笑いジャーナリストとして活動するたかまつなな（31）が5日までに自身のX（旧ツイッター）を更新。インターネット番組に出演した際、共演した男性から「ヒステリー女」と呼ばれた件について言及した。

　たかまつは「生放送中に、先日『ヒステリー女』と言われたので、その場で、それはおかしい、そういうことは言ってはいけない、と言いかえしました」と切り出す。

　「政治や社会問題について若い女性が声をあげるとそのアレルギーなのか、よくヒステリー女だと言われます。自分の言い方がいけなかったのかなとか昔は考えることがありましたが、女性が意見することに対する差別が含まれていると思います。即座に毅然な態度で、言い返せた自分を褒めてあげたいと思います。このような文化は次世代に残したくないです」とつづっていた。

　また「年上の方や男性の意見の聞き役に徹するのが女性の役割ではないし、堂々と意見する。そのことをどんどん伝えていきたいと思います。みなさんも、そのような場を目にしたら、あの人がヒステリーだとか、もっと言い方をというのではなく、そういう発言はダメだよねと声をあげていただけると嬉しいです。毅然な態度で言い返すと、さらに面白くないのか、だからヒステリー女だとか、そういう態度がいけない、よくいってくれたという声もあり、びっくりしました」

　「いわれた側が即座にいいかえすのは難しいから、周囲の人がちゃんと言ってくださるようになるといいのかなと思います。私もいろんな差別や偏見に対し、見て見ぬふりをしてしまうこともありますが、できるだけ声をあげていきたいと思います。また自分自身もそのような差別をしない人間であるように考えや発言をみなおし、成長したいと思います」と投稿していた。